ボツリヌス注射/修正ボツリヌス注射

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修正ボツリヌス注射

ボツリヌス注射とは

ボツリヌス注射とは、ボツリヌス菌がつくり出す天然のたんぱく質「A型ボツリヌス毒素」を注射して筋肉の働きを弱めることにより、シワや小ジワ、顔のエラ張り、肩こり、多汗などを軽減する治療です。
製剤に使用する毒素は、あらかじめ分解・精製して無害化されており、ボツリヌス菌は一切含まれていません。
当院では、日本で唯一厚生労働省に認可されている「ボトックスビスタ®」と、くり返し注射しても効果が落ちにくい「コアトックス®」の2種類の製剤をご用意しています。
また注射が効きすぎた場合の修正注射も承っています。

─　こんなお悩みに　─

シワ・小ジワ
毛穴
たるみ

Point 施術のポイント

Point – 1

シワや小ジワの改善を図る、「シワ取り注射」の代表的な治療

笑うと目尻にできるシワや目を見開いた時の額の横ジワ、眉間の縦ジワ、口をすぼめるとできる唇周りの細かい縦ジワは、全て表情筋と呼ばれる筋肉の動きによってできる表情ジワです。これらの表情ジワを、表情筋の動きを弱めることによってつくらせないようにする治療がボツリヌス注射です。注射だけでできる手軽な治療で、個人差はありますが、一度注射すると4か月程度効果が持続します。
今あるシワを軽減するだけでなく、定期的に施術を受けることによって将来的なシワ予防効果も期待できます。

ボツリヌス注射の注入部位

注入を行う高山院長は、アラガン社のVST認定医です

当院の院長である高山有由美医師は、ボツリヌス製剤を製造するアラガン社が定めた認定制度の認定医です。研修に参加し技術の向上に努めています。

Point – 2

安全性と有効性が高いボトックス製剤と、抗体を作りにくい製剤をご用意

当院では2種類のボツリヌス製剤をご用意しています。手技やダウンタイム、効果などは変わりません。施術時にご希望をお聞かせください。

ボトックスビスタ®　厚生労働省承認

ボトックスビスタ®は米国アラガン社のボツリヌス製剤です。
日本で唯一、厚生労働省がシワの治療の安全性と有用性を認めたボツリヌス製剤で、保険診療の治療にも使用されています。日本をはじめアメリカやヨーロッパなど世界50カ国以上で広くエイジングケアに使用されています。

コアトックス®

コアトックス®は、韓国メディトックス社のボツリヌス製剤で、韓国MFDS（旧KFDA）に承認されています。
ボツリヌス注射を定期的に受けることでシワ改善・予防効果が期待できますが、注射を繰り返すことでまれに体内に中和抗体ができて効果が弱まるという欠点がありました。
コアトックス®はこの抗体産生の原因となる複合タンパク質を除去したボツリヌス製剤で、くり返し施術を受けても効果が弱まりにくいという特性があります。アラガン社のボトックスと同じ菌株を起源に開発され、動物由来タンパク質、人血清アルブミンを含まないのでアレルギーリスクが少なく、安全性の高い製剤で、他のボツリヌス製剤と同等の効果が臨床実験で立証されています。

またボツリヌス注射の効果が効き過ぎた場合の、修正治療も行っています。
注射後に「表情がなくなった」「口や目が開けづらい」といった違和感が出てしまったという方、他院での施術後の仕上がりでお困りの方、ぜひご相談ください。

修正ボツリヌス注射

不適切なボツリヌス製剤の注入で効果が過剰に現れてしまった場合に、表情筋の動きを回復させる「アセチルコリン塩化物」を注射して、作用を弱めることができます。
作用が強く出ている場合には、2〜3回の注射が必要になる場合があります。
※この治療は気管支喘息、甲状腺機能亢進症、てんかん、消化性潰瘍、消化管または膀胱頸部の閉塞、重篤な心疾患、アジソン病、パーキンソニズムなどのほか、特定の持病がある方は受けられません。詳しくは医師にお尋ねください。

Point – 3

シワ以外の治療も可能です

ボツリヌス注射は筋肉の動きを弱めるため、表情ジワの治療以外にも応用されています。
当院では、目的に合わせて複数の治療をご用意しています。

スキンボトックス

タイトニング
ハリ
ツヤ
毛穴

スキンボトックスはマイクロボトックスとも呼ばれている、皮膚の浅い層にボツリヌス製剤を細かく注射して、お顔全体のタイトニングを図る治療です。フェイスラインが引き締まり、ハリ・ツヤが出て、毛穴の引き締め、皮脂抑制効果も期待できます。

ターキーネック

首の縦スジ

皮下脂肪が少ない方に多く見られる、ターキーネックと呼ばれる首の大きな縦スジを治療します。広頚筋（こうけいきん）と呼ばれる筋肉とフェイスライン、縦スジにボツリヌス製剤を少量ずつ注射し、縦ジワを目立たなくします。

ネフェルティティリフト

首の横ジワ
首のたるみ
首の縦ジワ

ターキーネック治療に加えて、首全体に細かくボツリヌス製剤を注射して、首の縦スジから横ジワ、縦に入っている細かいシワ、たるみなど、フェイスラインから首にかけて広範囲の改善を目指す治療です。

小顔（エラ）

小顔

咬筋（こうきん）と呼ばれる顔の筋肉が発達して、エラが張って顔が大きく見える場合に、ボツリヌス製剤を注射して張りを弱め、小顔に導きます。

食いしばり治療

歯ぎしり
小顔

無意識に歯を食いしばることで、頭痛や肩こり、耳鳴りなどでお困りの場合に、原因となる顔の咬筋（こうきん）にボツリヌス製剤を注射することで、緊張している筋肉を柔らかくして食いしばりを軽減します。

ドレスネック

僧帽筋のハリ

僧帽筋（そうぼうきん）と呼ばれる首〜背中にある筋肉のハリをゆるめて、細くきゃしゃな首〜肩に導く治療です。ウェディングなど、デコルテから肩の大きく開いたドレス着用前に施術を受けることで、スッキリしたデコルテ周りが目指せます。

肩こり治療

肩こり

肩こりの原因となる僧帽筋にボツリヌス製剤を注射して、筋肉のこわばりを弱めて張りを解消し、肩こりをやわらげる治療です。

多汗症（ワキ・すそ）・腋臭症・外陰部臭症

ワキ汗
外陰部の汗
ニオイ

ワキ・外陰部の汗や、汗に伴うニオイが気になる場合は、ボツリヌス注射で手軽に治療することができます。ボツリヌス製剤には汗を出すエクリン汗腺の活動を抑制する働きがあり、汗の分泌を抑えます。腋臭症の原因であるアポクリン汗腺の活動は抑制できませんが、エクリン汗腺からの汗の分泌が減少することで、汗によるニオイの拡散を防ぎます。
※外陰部の治療は女性限定とさせていただきます。ご了承ください。

点鼻ボトックス

花粉症

鼻腔に薬液を点鼻することにより、鼻の粘膜の神経に作用させ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど、花粉症の症状を軽減させます。

Dr.AYUMIの
ワンポイントアドバイス

ボツリヌス注射というと表情がなくなって怖いという印象がある方もいらっしゃると思いますが、投与方法によってコントロールすることが可能です。マイルドに効果が出るように投与量を少なめに注射したり、浅く注射したり、注射する部位をきちんと見極めることで、作用が強く出すぎることは避けられます。当院では特に初回は少なめに投与し、効果のピークとなる2週間後に経過を拝見させていただき、リタッチを行います。シワが深く入る前の20代後半～30代前半頃から治療を開始すると、シワの予防効果も期待できます。私も10年以上、途中妊娠や授乳で空いてしまいましたが、定期的に継続しています。当院では中和抗体ができにくい製剤もご用意していますので、深く刻まれる前にぜひ受けていただければと思います。

Flow 施術の流れ

Step – 1

洗顔

カウンセリング前にメイクを落としていただきます。

Step – 2

カウンセリング・診察

医師がお悩みやご希望をお伺いします。その後、お肌の状態を診察します。

Step – 3

施術準備

注射の範囲が広い場合は、治療の前に麻酔クリーム（別途費用）を使用します。ピンポイントで注射する場合は肌の冷却のみを行います。

Step – 4

施術

ボツリヌス製剤を注射します。注射後に冷却を行います。

Step – 5

術後

施術後はメイクをしてすぐにお帰りいただけます。

Overview 施術概要

施術時間	10分〜40分
通院	小顔（エラ）は1か月後、その他の部位は2週間後に経過観察リタッチ（再注入）が必要な場合は、2週間後の経過観察の際に、再診料のみで再注射を行います。
麻酔	あり　※部位による
痛み・はれ	ほとんどなし
洗顔・メイク	当日より可能
入浴・洗髪・シャワー	当日より可能
その他	施術当日は激しい運動、サウナなどは控えてください。特に、注射後3日間は薬剤が拡散するのを防ぐため強く揉まないようご注意ください。お顔のマッサージ（エステ含む）は1週間はお控えください。まれに内出血が出ることがありますが、メイクでカバーできる程度です。
禁忌事項	妊娠中・授乳中の方、ボトックスに対しアレルギーのある方、筋力低下をきたす神経・筋疾患のある方 ※投与中および最終注射後、女性は2回の月経を減るまで、男性は3カ月間の避妊が必要です。

特記事項

未承認医薬品等について：本施術は、未承認機器・未承認医薬品を使用した自由診療です。
入手経路等について：薬機法に基づき、医師による個人輸入または個人購入にて導入・治療を行っています。
※ご参考：個人輸入に関する厚生労働省の案内
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/
国内の承認医薬品等の有無について：ボトックスビスタ®は、厚労省から承認番号：22100AMX00398000を受けています。
万が一、重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

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