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熊本の美容皮膚科が解説|シミとは?種類・見分け方・受診の目安【AYUMI SKIN CLINIC】
2025/12/10

熊本の美容皮膚科が解説|シミとは?種類・見分け方・受診の目安【AYUMI SKIN CLINIC】

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シミ
AYUMI SKIN CLINIC 院長 高山 有由美|熊本市の美容皮膚科 AYUMI SKIN CLINIC

みなさま、こんにちは。AYUMI SKIN CLINIC 院長の高山です。
シミは見た目の印象に大きく関わる一方、種類が複数あり、見分けが難しいことも少なくありません。
当院ではまず洗顔後に肌診断機VISIAで撮影評価を行い、肌の状態を客観的に把握したうえで、無理のない計画をご提案しています。本コラムでは「シミの基礎」と「受診の目安」を整理しました。自己判断でケアを続けても変化が乏しいときは、参考にしていただければ幸いです。

シミの定義と肌で起きていること

紫外線や摩擦などの刺激、加齢に伴う慢性炎症でメラニンが産生され、排出が追いつかず表皮に残った色調変化を総称して「シミ」と呼びます。濃淡や大きさだけでなく、分布や背景の肌状態(乾燥・炎症の有無)まで含めて把握することが大切です。はじめに現状把握を行い、段階的なケア計画を立てます。

メラニンとターンオーバーの関係

表皮基底層で作られたメラニンは角化に伴って押し上げられ、自然に排出されます。加齢や乾燥、過度な摩擦でターンオーバーが乱れると、色が長く残りやすくなります。日常の保湿と刺激の回避は予防・再発抑制の土台です。

「可視シミ」と「隠れジミ」

肉眼で見える濃淡に加え、画像評価で潜在的な色ムラが確認できることがあります。客観的な比較は治療設計の精度を高めます(撮影・計測については画像診断をご参照ください)。

老人性色素斑(いわゆる日光ジミ)

境界が比較的はっきりし、露光部に多いタイプ。濃さや大きさ、周囲の肌質により治療アプローチを検討します。

肝斑(左右対称・境界が曖昧)

両頬に広がる淡褐色が典型で、こすり刺激やホルモン変動が関与するとされます。出力の選び方・順序に配慮が必要です。

そばかす(雀卵斑)

思春期から目立ちやすく、鼻〜頬中心に細かな斑点が散在します。季節変動や遺伝素因を考慮しながら計画します。

炎症後色素沈着(ニキビ跡など)

炎症後に残る色。時間経過とともに薄くなることがほとんどですが、生活習慣とスキンケアの見直しが重要です。

脂漏性角化症・ほくろ等「シミに見える他病変」

見た目が似ているため鑑別が欠かせません。必要に応じて他治療の検討を行います。

AYUMI SKIN CLINIC Point

似て見えるケースの注意点

複数タイプが重なっていると、ひとつの方法では十分な変化が得られない場合があります。まず診察で種類を整理し、強度・順序・間隔を設計します。

受診のタイミング/注意したい症状

濃さや数が増える、輪郭や色が短期間で変化する、自己ケアで悪化するなどは受診の目安です。治療候補は状態に応じてご提案します(例:ピコレーザーなど)。初回は洗顔→撮影→診察の流れで現状を評価し、生活リズムに合わせた無理のない計画をご案内します。クリニック方針や院内体制は当院についてシミに関する総合案内はシミ治療トップもご参照ください。

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次回はシミの原因や予防策に関してお話しいたします。

特記事項
  • 未承認医薬品等について:本施術は、未承認機器・未承認医薬品を使用した自由診療です。
  • 入手経路等について:薬機法に基づき、医師による個人輸入または個人購入にて導入・治療を行っています。
    ※ご参考:個人輸入に関する厚生労働省の案内
    https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/
  • 国内の承認医薬品等の有無について:同一の成分・性能を有する国内承認医薬品等はありません。
  • 諸外国における安全性等に係る情報について:重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
  • 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

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