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シワの種類と原因を解説。あなたのシワはどのタイプ?
2026/03/19

シワの種類と原因を解説。あなたのシワはどのタイプ?

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シワ・小ジワ
AYUMI SKIN CLINIC 院長 高山 有由美|熊本市の美容皮膚科 AYUMI SKIN CLINIC

みなさま、こんにちは。AYUMI SKIN CLINIC 院長の高山です。

毎日丁寧にスキンケアをしていても、いつの間にか増えてしまうシワ。 一言で「シワ」と言っても、実はその原因や深さによっていくつかのタイプに分類されます。 自分のシワがどのタイプなのか、どの層(表皮・真皮・筋肉・骨格)に原因があるのかを正しく理解することは、遠回りをせずに適切なケアや治療法を選ぶための第一歩です。

なぜ私たちの肌にはシワが刻まれてしまうのでしょうか。主な原因は大きく分けて4つあります。

肌の表面(表皮)の水分が失われると、肌のキメが乱れて細かい隙間ができます。これが「乾燥ジワ」の始まりです。特に目元や口元は皮膚が薄く、皮脂分泌も少ないため影響を受けやすい部位です。初期段階であれば保湿ケアで改善しやすいですが、放置すると折り癖がつき、深いシワへと進行してしまいます。

肌のハリを支えているのは、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンです。紫外線(特にUVA)は肌の奥まで届き、これらの線維を破壊・変性させてしまいます(光老化)。 さらに近年の研究では、表皮と真皮をつなぐ「基底膜」が紫外線や加齢でダメージを受けると、肌の修復力が低下し、シワやたるみの原因になることが分かってきました。土台が崩れることで、表面の皮膚も雪崩のようにヨレてしまうのです。

年齢とともに、皮下脂肪や骨のボリュームが減少(萎縮)し、皮膚を支えるテントの支柱が減るような状態になります。さらに重力の影響で皮膚が下がることで、ほうれい線やマリオネットラインといった「たるみジワ」が生じます。40代以降に急に顔が老けて見えるのは、この骨格レベルの変化が大きく関わっています。

笑ったり怒ったりする時に動く「表情筋」。長年同じ表情を繰り返すことで、皮膚に折り目がつき、無表情の時でもシワが残るようになります。眉間や額、目尻のシワなどがこれに当たります。スマホを見る時の眉間のシワなど、無意識のクセが深く刻まれていることも少なくありません。

原因が違えば、現れるシワの特徴も異なります。あなたの気になるシワはどれに当てはまりますか?

目元や口元などにできやすい、浅く細かいシワです。主な原因は乾燥や新陳代謝(ターンオーバー)の乱れ。お風呂上がりなど肌が潤っている時に目立たなくなるのが特徴です。

「笑うと目尻にカラスの足跡ができる」「驚くと額に横ジワが入る」など、顔の動きに合わせてできるシワです。初期は表情を戻せば消えますが、年齢とともに皮膚の弾力が失われると、表情を作らなくても線が残る「刻まれジワ」へと定着してしまいます。

V字型に深く刻まれたシワで、紫外線などの影響で真皮のコラーゲン構造が崩れることで発生します。額の深い横ジワや眉間の深い縦ジワなどが該当し、指で皮膚を伸ばしても線が消えないのが特徴です。このレベルになると、スキンケアだけでは改善が難しくなります。

皮膚や脂肪の下垂によってできる深い溝です。代表的なものが「ほうれい線」や口元の「マリオネットライン」、目の下の「ゴルゴライン」です。これは皮膚表面の問題だけでなく、骨格の萎縮や筋肉の衰え、皮下組織の減少が複合的に関わっています。

AYUMI SKIN CLINIC Point

「シワの種類を見極めること」が、エイジングケアの分かれ道。自己判断は禁物です。当院では治療前に必ず、肌診断機「VISIA(ビジア)」、3D解析機「VECTRA(ベクトラ)」を用いて撮影・解析を行います。肉眼では見えない隠れジミや毛穴の状態、そしてシワの深さや将来の予測までを可視化。医師がそのデータを基に「乾燥によるものか」「筋肉の動きによるものか」「たるみによるものか」を正確に診断します。

「高級なクリームを使っているのに、なかなかシワが消えない」 そう感じる場合、そのシワはすでに化粧品が届く層(角質層)よりも奥、真皮層や筋肉、皮下組織に原因がある可能性が高いです。 加齢による変化は誰にでも訪れる自然なことですが、美容医療の力を使えば、その進行を遅らせたり、できてしまったシワを目立たなくして、年齢に応じた「自分らしい美しさ」を取り戻すことができます。

まずはご自身のシワがどのタイプなのか、客観的に知ることから始めてみませんか?

シワに関してよくあるご質問

乾燥ジワと深いシワの違いはどう見分ければいいですか?
お風呂上がりなど、肌が十分に保湿されている状態で鏡を見てください。この時に消えたり目立たなくなるなら「乾燥ジワ(表皮性)」、それでもくっきり残っているなら「真皮性のシワ」や「表情ジワ」が定着している可能性があります。
マッサージでシワは消せますか?
血行促進にはなりますが、自己流の過度なマッサージは危険です。摩擦によって肝斑を悪化させたり、皮膚を強く引っ張ることでコラーゲン線維を傷つけ、逆にたるみやシワを悪化させるリスクがあるため注意が必要です。
表情ジワが気になりますが、笑わない方がいいのでしょうか?
表情豊かなことは素敵な魅力ですので、無理に止める必要はありません。ただ、無意識の「眉間の寄せ」や「おでこのシワ寄せ」は不機嫌に見える原因にもなります。美容医療(ボツリヌス注射)を取り入れることで、必要な表情は残しつつ、不要なシワ寄せだけをリラックスさせることが可能です。
紫外線対策は夏だけで大丈夫ですか?
いいえ、シワの大きな原因であるUVA(紫外線A波)は、雲や窓ガラスも通過し、冬でも降り注いでいます。真皮層のコラーゲンを守る「光老化対策」のためには、一年中、室内でも日焼け止めを塗ることをおすすめします。
一度深くなったシワはもう治りませんか?
セルフケアだけで完全に消すことは難しいですが、諦める必要はありません。美容医療には、ヒアルロン酸で溝を持ち上げたり、レーザーで皮膚を入れ替えたり、肌育注射でハリを出したりと、深いシワを改善するための多くの選択肢があります。

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特記事項
  • 未承認医薬品等について:本施術は、未承認機器・未承認医薬品を使用した自由診療です。
  • 入手経路等について:薬機法に基づき、医師による個人輸入または個人購入にて導入・治療を行っています。
    ※ご参考:個人輸入に関する厚生労働省の案内
    https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/
  • 国内の承認医薬品等の有無について:同一の成分・性能を有する国内承認医薬品等はありません。
  • 諸外国における安全性等に係る情報について:重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
  • 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

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