〈Case1〉乳酸ピーリング＋ピコスポット＋ジェネシス+内服薬

軽度の小型のニキビと薄いそばかすが沢山ある色白な方なのですが、色白さんがゆえに毛細血管拡張がとても目立っていました。本来ならば血管系レーザーの高出力照射を検討する症例ですが、１度のジェネシスが奏功した私としても驚きの症例でした。
治療後は肌がふわっ、つやっとして光の反射具合が異なっていますね。拡大してよく見ると、小型のニキビも減り、肌つや、キメ、ハリ、毛穴などの肌質がトータル的に改善しているのが分かります。ソバカスは、フォトフェイシャルやQスイッチレーザーでは反応しにくい淡い色で、ピコスポットで一気に除去しましたが一部にまだ炎症後色素沈着が残っています。
ただ、トーニングを行わず、1回の乳酸ピーリングとジェネシスのみでも十分ベースのくすみや赤みなどの淡い色むらが改善しているのが分かりますね。水分を含んだ独特のつやっとした肌質は、乳酸ピーリングにより表皮、角層の状態が改善した結果と思われます。ジェネシスも併用したことで、赤みの改善だけでなく、真皮上層のコラーゲン線維が増えることによってふっくらとハリのある肌になっています。複合治療により、１回の治療でも肌質、赤みとシミの両方の肌色の治療が叶いました。さらなる肌質・肌色治療のため、乳酸ピーリング＋ピコトーニング＋ジェネシス複合治療を継続中です。